春です。タイヤ交換シーズンです。
4月に入り、札幌もようやく雪が落ち着いてきました。道路脇の雪山が少しずつ小さくなっていくのを見ると、「そろそろスタッドレスから夏タイヤに替えようかな」と思う方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、北海道の4月はまだ油断できません。道路には冬の間にまかれた融雪剤や砂が残っていたり、日によっては朝晩に路面が冷え込んだりすることもあります。一方で、気温が上がってくるとスタッドレスタイヤは減りやすくなります。安全のためにも、路面状況や天気予報を見ながら交換時期を見極めたいところです。/

最近あらためて注目されているタイヤ脱落事故

最近あらためて注目されているのが、タイヤ交換後のホイールナットの緩みによる脱落事故です。実際に札幌市南区では、2026年4月5日、タイヤ交換の翌日に走行中の乗用車から左後輪が外れ、別の車に衝突する事故が報じられました。走行中にタイヤが外れるというのは、想像するだけでも怖いですよね。
こうした事故を防ぐため、国土交通省関係の資料では、タイヤやホイールを脱着したあとには適正トルクで締め付けること、そして50〜100km走行後を目安に増し締めを行うことが案内されています。締めた直後は大丈夫でも、走行による“初期なじみ”で締付力が少し下がることがあるためです。
「自分でやる派」が気をつけたいこと
最近は、工賃を抑えるために自分でタイヤ交換をする方も増えています。ホームセンターなどでジャッキやレンチをそろえれば作業自体はできますし、慣れればそこまで特別なことではありません。
ただ、タイヤ交換は「できる」ことと「安全に確実にできる」ことが別です。私自身も納車準備などでタイヤ交換をすることがありますが、毎回トルクレンチで確認しながら慎重に進めています。慣れていても感覚だけに頼るのは怖い作業ですし、年に2回ほどしかやらない方なら、なおさら注意が必要です。
見落としがちな3つのポイント

ここでは、自分でタイヤ交換をする方にぜひ知っておいていただきたいポイントを3つに絞ってご紹介します。
ポイント1:トルクレンチで「規定トルク」を守る
ホイールナットの締め付けには、車種ごとに指定された「規定トルク」があります。ここは「だいたいこのくらい」で済ませず、必ず取扱説明書やメーカー指定値を確認したいところです。強く締めすぎても、弱すぎてもよくありません。JAFも、タイヤ交換後の本締めは規定トルクで行うよう案内しています。DIYでタイヤ交換をするなら、トルクレンチは持っておきたい道具です。
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ポイント2:対角線の順番で締める
ナットを締める順番も大切です。隣同士を順番に締めるのではなく、対角線上に交互に締めていくのが基本です。こうすることでホイールが偏らず、均一に密着しやすくなります。関連資料でも、対角線順に2〜3回に分けて締める手順が示されています。
ポイント3:交換後50〜100kmで「増し締め」をする
これが一番見落とされがちなポイントです。ホイールを取り付けた直後は問題なく見えても、走行によって接触面がなじみ、締付力がわずかに低下することがあります。そのため、交換後50〜100kmほど走ったら、もう一度トルクレンチで確認するのが安心です。国土交通省関係の資料でも、この「増し締め」が繰り返し案内されています。
よくある質問
Q. タイヤ交換の時期って、いつがベストですか?

札幌では、春のタイヤ交換は4月に入ってから検討する方が多いですが、実際のタイミングはその年の天候次第です。日中が暖かくても、朝晩に冷え込む日が残ることがあります。最低気温や天気予報を見ながら、凍結の心配が少なくなってきたタイミングで交換するのが安心です。迷う場合は、タイヤショップやディーラー、整備工場に相談するのが確実です。
安心して春のカーライフを始めるために
タイヤ交換は、季節の恒例作業である一方で、安全に直結する大事なメンテナンスでもあります。自分でやる方も、お店に任せる方も、今回ご紹介した「規定トルク」「対角線順」「50〜100km後の増し締め」の3つは、ぜひ覚えておいていただきたいポイントです。
ところで、この春に車の買い替えや乗り換えを考えている方はいらっしゃいませんか。冬を越した愛車の状態を見て、「そろそろ次の車を考えようかな」と思うのも、この時期ならではです。
カーショップおむすびは、札幌の車探し代行のお店です。「こんな車がほしい」はもちろん、「どんな車が合うのかわからない」というご相談も歓迎しています。全国の業者オークションから、ご予算や暮らし方に合った1台をお探しします。整備オプションでタイヤ交換やドラレコ取り付けなどにも対応できますので、納車時にまとめてご相談いただくことも可能です。
春のドライブシーズンを気持ちよく迎えるために、まずは足元の安全確認から始めてみませんか。もし「車そのものも見直したいな」と思ったら、いつでもお気軽にお声がけください。
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🚗 車探し・乗り換えのご相談はカーショップおむすびまでお気軽にどうぞ。「どんな車がいいかわからない」からのスタートも大歓迎です。


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